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研究も遊びも


こう見えて(どう見えて?)、学生時代はサッカー部に所属していました。先日、そのサッカー部の新歓コンパがあり、OBと言う事で私も参加をしました。今時の学生達のエネルギーに圧倒されながら、顧問の先生と一頻り花を咲かせた後、あるマネージャーから、「クルマの話が聞きたい」と。

まさか、女子大生の口からそんな話が聞けるとは、正直思っていなくて、ビックリ。世の中は、エコカー一色で、我々の世代のように「バブル」時期を知らない若者には、無縁だと思っていたのは、マスメディア等のステレオタイプを簡単に鵜呑みにしていただけなのかも?

大体、某大手メーカーのハイブリッド車は、確かに低燃費ですが、そのクルマを作るまでに使用される燃料と排ガスの多さを考えれば、ある程度古いクルマを直しながら乗っていた方がよっぽどエコロジーなはずなのに、メーカーもメディアも政府までも、買い替えを促進するような事ばかり....

話が逸れました。まぁ、彼女が私にクルマの話を聞きたいのもうなづける程、私はクルマ馬鹿(今で言うオタク?)。でも、趣味でも遊びでも、やるときにはとことんやることは良い事だと思っています。中途半端は面白く有りません。限界を低く設定すると、すぐに詰まらなくなって飽きてしまいます。でも、知らない事が分かるようになると、本当に面白い。良く「好きこそモノの上手なれ」と言いますが、自分の興味ある事に対する勉強や研究は、苦になりませんし、むしろ楽しい。でも、これを仕事にしてしまうと、楽しいだけで済まなくなってしまって、息が詰まります。難しいところです。

研究も遊びもメリハリを付けて、やるときにはとことんやる、ヒトの話を鵜呑みにするのではなく、何事も物事の本質は自分の目で確かめてみる必要が有るんだと、新歓コンパで気付くとは、よもや思いもしませんでした。

そう、研究も自分の目で確かめることが重要では? そこに、自分のオリジナリティーが生まれると思います。

GRS以外にも、たまにはこんな話もOKです。ラボに遊びに来てください!

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