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3月, 2014の投稿を表示しています

Georgetown University CERSI

ワシントンD.C.に位置するジョージタウン大学には CERSI があります。竹中先生から、「アメリカ行くならジョージタウン大学とかタフツ大学とか寄って来なさい」とアドバイスを受け、Googleで検索すると、すぐにジョージタウン大学にはCERSIと呼ばれるレギュラトリーサイエンスの教育と研究を行っている部門があることが分かりました。 ダメ元で、CERSIのマスターコースの先生にeメールを打ってみると、直に返事が返ってきて、「1時間で良かったら時間が取れるから会って議論しよう」と言うことになり2月に訪問してきました。 我々より先行しているとは言え、CERSIのマスターコース開講は2年前。軌道に乗るまではいろいろな試行錯誤や工夫があったとのこと。お互いの教育に対する夢や、研究興味などをディスカッションしていたら、あっという間の1時間でした。 中央のビルにオフィスがある 今年のアメリカ東海岸の冬は厳しく、ジョージタウン大学を訪れた前日は、吹雪でホテルに缶詰でした(公共交通機関が完全に麻痺し、公的機関から民間企業まで全てクローズドでした)。幸いにも天気は好転し、画像のような青空のもとの訪問となりました。この学問分野に良き知人ができ、自分の中の迷いがこの空のように晴れたように感じます。

FDA Advisory Committee meeting

FDA (US Food and Drug Administration)では医薬品承認審査に際して、諮問委員会が開催されて各分野の専門家である諮問委員の前で、製薬企業とFDAがそれぞれ審査する医薬品のベネフィットとリスクを解析してプレゼンテーションを行い、パブリックオピニオンも参考にしながら、1日掛けて審議し、承認推奨または否認の採決を取ります。しかも、この会議は完全に一般公開されており、現場で傍聴することも、webcastで傍観することも可能です。しかし、機会があれば現地で傍聴することをお勧めします。会議の生々しさは、結果が分かった後のwebcastでは得られない、貴重な体験です。 企業は、その1日のために入念に準備を行って諮問委員会に臨みます。FDAは企業が提出したデータをもとに、全く独自に分析を行いFDAの見解をプレゼンテーションします。 因に日本の審査過程は、アメリカと比較するとオープンではありません。何故でしょう? そんな疑問をクリアにできると、新しい医薬品開発の姿が見えてくるかも知れません。

スタッフ募集

当講座では、やる気のあるスタッフ(特任助教)を募集しています。能力は問いません。一緒に新しい研究と教育を進めていく、熱意のある方の応募をお待ちしております。詳しくは コチラ から! http://www.gifu-pu.ac.jp/info/info02_9.html