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今年も1年早かった

朝露に光る柿畑の下草 Time flies、光陰矢の如し 洋の東西を問わず、1日は24時間で、1年は365日となっており、時間の流れは万人平等のはずですが、今年も1年が早かった。もう12月です。 今年になって今のところGRSからの論文は1報のみ。学会発表は3演題。現在は在籍大学院生が10人(1名休学中)、学部生が10名、教員2名なので、22名で業績が4。このうち大学院生の学会発表が1演題で、論文に至っては0。社会人だから、本業と研究の二足草鞋だから、しょうがないという声も聞こえますが、もうちょっと結果に拘って欲しいものです。 標準修行年数の3年や4年はあっと言う間ですよ。今のところは産みの苦しみとして、来年大きく飛躍することを願ってやみません。頑張りましょう!

留学・海外赴任のすすめ

COVID-19が5類に移行し、海外からの観光客が戻り始めたのを見計らって、ベルギー留学時代の同僚が来日してくれました。前回の来日はもう10年以上前? とは言え、事あることに連絡を取り合っているので、久々感はあまりありませんが。週末を利用して一緒に小旅行。 当然、「これは何?」、「なぜ」と説明を求められます。まぁ、日本のことを知っているようで知らないことを、いつもながら痛感。仮に日本語で分かったとしても、それを的確に説明して伝えることの難しさ。久々の英語、オランダ語漬けの数日でした。 思い返せばベルギーに留学したのは既に17年も前のこと。未だに留学時のラボメンバーとは彼らだけじゃなく皆、家族ぐるみの付き合いをしていて、彼らが来日すれば会いに行きますし、我々が来白すれば、一緒に時間を過ごしてくれる間柄。 留学や海外赴任は、自身のキャリアアップ、研鑽に重要ですが、それ以上に日本人としてのアイデンティティーの再確認ができ、人生がより豊かになると思います。何事も経験にまさる知はありません。ネット社会で世界中の情報が瞬時に自宅で入ろうが、素晴らしい景勝地や世界遺産をアバターで疑似体験できようが、自分が苦労して自ら体験し、経験して失敗することが、良き学びです。チャンスはそうそう転がっていません。しっかり掴んで実行あるのみ! 

ありがとうございました

2023年度大学院RS特論第1回目の講師は、坂巻先生でした。これまでも何度か来学いただき、医療経済学概論の講義をしていただいていますが、最新の情報を盛り込みつつ、学生には「考える」ことを促す講義、「さすがやなぁ」と改めて思いました。 講義終了後は、GRSの社会人大学院生と坂巻先生を囲んで楽しいひと時。ようやく、こういったアクティビティーもできるようになってきたことを実感。 坂巻先生は今年度いっぱいで大学を定年退官されるそうです。長い間、ご苦労様でした。大学は退官されても、今後もいろいろご指導いただけるようで、今後のコラボレーションも楽しみです。

中秋の名月

まだまだ日中は汗ばむ陽気ですが、朝晩は過ごしやすくなりました。大学周辺の田圃は色づき収穫時期を迎えています。富有柿も少しずつ色づいてきました。異常気象とは言え、季節はしっかり移り替わっていますね。 さて大学の方は後期が始まり、GRSには3回生2名が配属されました。フレッシュは後輩を目の前にして少ししっかり者に見える先輩たち。一緒に頑張って成長していきましょう!

大学院レギュラトリーサイエンス特論

コペンハーゲン大学薬学部大学院 今年度は隔年で開講する大学院レギュラトリーサイエンス特論の開講年度です。今回も、医療経済学の専門家であられる坂巻先生、PMDAから本学OBでサッカー部の後輩になる河西先生、私と同じく製薬業界からアカデミアに転身された前田先生を外部講師に招聘し、学内講師とともに行います。 2年ぶりということで、講義内容も最新情報を加えてアップデート。なかなか分かっていそうで分からないレギュラトリーサイエンスを様々な切り口で捉えてみたいと思います。 この特論は、私にとっても学びの場。講義資料を作りつつ、どんな新たな学びがあるか、今からワクワクしています! 

学会発表予定

16日(土曜)に、明治薬科大学にて 第9回次世代を担う若手のためのレギュラトリーサイエンスフォーラム が開催されます。当GRS研究室からは2演題ポスター発表します。   https://drive.google.com/file/d/1yndTdYyrVtn0WzG7RtYeYvRmLpnIt7MB/view

2023研究室旅行 学生レポート

定期試験も無事終えた今日この頃、ようやく研究室旅行のレポートが出来上がったとのこと。今回は(も)、3名の合作レポートです。 レポート読む  

2023研究室旅行

5類に移行したとは言え、まだまだ感染状況に予断の無いCOVID-19ですので、今年の研究室旅行も近場?の日帰りで企画されました。目的地は常滑。もちろん、企画担当は4回生の役目。 事前に渡された旅行のしおりに目を通すと、ランチの段取り、研修となる陶芸ろくろ体験、INAXライブミュージアム観覧、各ポイントの移動など、なかなかしっかり段取りされたツアーになっていました。 無心で土と戯れる面々。出来上がりは3か月後らしい。 台風の影響で風があったものの、雨にも降られず、楽しい一日となりました。 

葉月

大学付近から北を望む(山裾に見えるのは東海環状道路の工事現場) 連日外気温は、日中35℃以上、夜でも28℃を下回ることがほとんどなく、夏真っ盛りです。GRSの4回生は、ようやく前期定期試験の前半戦が終了し、研究室での研究を再開。5回生は実務実習、就活、研究と忙しい日々をすごしていますし、6回生は卒論執筆に加えて国試模試対策に余念が無い。もちろん、大学院生はそれぞれに仕事と研究を両立しているようです。 講義の無い、いわゆる「夏休み」期間に突入してますが、研究に夏休みはありません(適度に息抜きは必要ですよ)。継続は力なり、ですから、各自のスケジュールで進めていきましょう! じゃぁ、教授は何しているかと言えば、科研費応募の準備や後期講義の準備などに加えて、研究アイデアを温めています。大学院生の一言がヒントになって、調べ始めたのですが、泥沼。。。 でも、実際にとある公表データを取ってきて、試行錯誤しながら解析するのは、やっぱり楽しい。知らないことを知ること、想像(ほぼ妄想)がデータとなって見えるようになっていき、連関が見えてくるのが、ワクワクで、私の研究のモチベーション。やっぱり手を動かすのが好きですね。まぁ、上手くいかなくてフラストレーションが溜まることも多々ですが。。。 頭の中まで沸騰しないように、適当に息抜きしながら、進みましょう! 

大学院博士課程入試(一次)

今年度より、岐阜薬科大学では大学院博士課程入試が年2回になりました。8月出願の一次、翌年1月出願の二次。 出願には受け入れ研究室主任の推薦状が必要で、そのためには博士課程での研究プランなどを事前に打ち合わせる必要があります。 GRSで一緒に研究をしていこうとお考えの方は、早めに塚本までコンタクトしてください。 Gifu Pharmaceutical University will hold doctoral course entrance examinations twice a year. First application in August, second application in January of the following year. A letter of recommendation from the director of the host laboratory is required for the application, and in order to do so, it is necessary to discuss your research plan for the doctoral course in advance. If you are interested in doing research together at GRS, please contact me as soon as possible.

大学院(博士課程)

今回のデンマーク出張で考えさせられることが。 コペンハーゲン大学薬学部の博士論文審査がなかなかハード。そのうえ、ディフェンスでは審査員1名あたり30分~1時間程度の質疑。つまり、3時間強のディフェンス。言語は英語(博士論文の要旨のみデンマーク語併記)。すなわちプレゼンテーションもディスカッションも英語で行われました。3名の審査委員会ですが、1名は内部、2名は外部。私のように海外から呼ばれる場合もあります。COVID-19禍ではオンラインでディフェンスがされたそうですが、原則対面。 事前に提出された博士論文を基に行われますが、博士論文自体も100ページ超。今回の場合、複数報の投稿論文(英文原著査読論文)がベースとなっていました。 ベルギーでもほぼ同様のスタイルでしたので、全くなじみが無いわけではないのですが、聞けば他大学では審査員がその専門分野について1時間程度のレクチャーをし、さらに質疑も行うこともあるとか。となるとディフェンスは1日仕事。博士候補者も審査側もハードルが高い。 PhDは独立した研究者の証なので、これぐらいは当たり前と言うのがヨーロッパのスタンダードなのでしょう。振り返って、日本は? 公聴会のスタイルは色々ですが、ヨーロッパ並みに厳格なのかと言うと、もう少し形式ばっているのかなと言うのが印象。経験上は、そこまで突っ込んだディフェンスがされているようには思えないし(そもそもその研究領域の専門家と言われる研究者が必ずしも審査員を務めていない)、時間も限られています。博士論文の構成論文は英文査読学術論文ですが、博士論文自体は日本語のみで、公聴会も日本語(英語の場合もあるのでしょうけど、経験がありません)。 PhDを持って海外に行くと、本当に一人前の研究者として扱われます。日本人の場合、多くは研究技術と緻密さ、正確性、謙虚さは海外のPhDホルダーに負けませんが、プレゼンテーション能力とディスカッションでは負けることが多い。この辺りも、今のPhDの在り方が影響しているのかもしれません。 やはり、PhDを取ることを目的とせず、通過点としてポスドクでもしっかり研鑽を積んでいってほしいと思いました。 と言う分けで(どう言う分け?)、GRSではやる気のある大学院生を募集しています。岐阜薬科大学では現在、夏季(8月)と冬季(1月)の年2回、入試が行われます。出願には事前に

GRS親睦会

COVID-19が5類に移行し、ようやくラボの飲み会もできるようになったことから、今年度から新たに加わった社会人大学院生の歓迎の意も込めて、親睦会が開かれました。そうそう、B6学生の就職内定祝いも兼ねて。 大学院講義のこの日は、3名の大学院生が来学。帰路終電までのひと時、玉宮町に寄り道と言う具合です。実務実習中のB5学生、体調を崩しているB4学生、大学院講義に来ていない社会人大学院生は、次の機会に楽しみましょう! 社会人と言えども同窓同門の学生。この日は、学割で通学したと言う話や、明日早朝から会議がある話とか、近々に海外出張されるはなしとか。。。GRSならではの「大人」の会話も親睦会に花を添えていました。 さぁ、今年はこんなアクティビティーや研究室旅行もできそうですね。どんな1年になるか、今から楽しみです。

PhD defense in University of Copenhagen

The other day, my friend Christine asked me. "Can you be an international assessor of PhD thesis written by Helle who is my PhD student?" Me? are you serious? you might find more sutable person than me... However, the thesis is about pediatric drug development which is one of our lab research topics, and Christine is my good friend, so I decided to accept the work. Everything was new for me because I've nvere assessed foriegn PhD thesis although I've read several foriegn PhD theses, theses in KU Leuven. It seemed resembling to Belgium way, but different, I guess. Anyway, they invited me. This season in Copenhagen was woderful with nice cool weather compare to Japan, longer day light with bright sun shine sometimes. I was so nervous but other assessors, Mrieke and Christine helped me a lot that made me OK. The defense went very well. Helle answered my odd questions that was satisfactly. In the end, we concluded her thesis was good enough for PhD. So she got PhD degree.

またまた、こちらで

学内システム上の都合で、Bloggerが使えません。ラボのホームページはWixのサービスを利用していますが、容量の関係で、今後のブログ発信ができない状態。困った困った! しょうがないので、プライベートアカウントのコチラを復活させることに。 今後は、しばらくこちらで呟きます。