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大学院レギュラトリーサイエンス特論

コペンハーゲン大学薬学部大学院

今年度は隔年で開講する大学院レギュラトリーサイエンス特論の開講年度です。今回も、医療経済学の専門家であられる坂巻先生、PMDAから本学OBでサッカー部の後輩になる河西先生、私と同じく製薬業界からアカデミアに転身された前田先生を外部講師に招聘し、学内講師とともに行います。

2年ぶりということで、講義内容も最新情報を加えてアップデート。なかなか分かっていそうで分からないレギュラトリーサイエンスを様々な切り口で捉えてみたいと思います。

この特論は、私にとっても学びの場。講義資料を作りつつ、どんな新たな学びがあるか、今からワクワクしています! 

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もうひと踏ん張り

元旦の薄暮 1月23日(火)、24日(水)と令和5年度博士論文発表会が開催されます。GRSからはD4のIさんがD論を提出し、発表、審査に臨みます。 Iさんは仕事、家庭、研究の3足草鞋で頑張ってみえました。想定通りの研究結果が得られず、データ収集方法から検討したり、解析方法を追加したりの試行錯誤もありました。何とか形になってきて、学会発表をこなし、主論文を投稿したものの、なかなか査読が終わらず、アクセプトが出たのは先日のこと。滑り込みセーフ! さぁ、これからが本番です。しっかりオーディエンスを納得させる発表を行い、その後の口頭試問に耐え抜いてディフェンスしてください。常に論理的に、科学的に。 博士論文発表会はどなたでも聴講可能です。ご興味のある方は是非本学までお越しください。 

学位授与おめでとう!

晴天の小春日和の中、学位授与式が行われ、GRSからは博士1名、学士2名が学位を授与され、巣立っていきました。 各人研究テーマが異なり、自分で考え抜くことが求められたGRSの研究は、他のラボとは異なり大変だったと思います。その中でも、しっかり考え抜くことができた3名は、それぞれ投稿論文、共著論文を執筆できたことは、今後薬剤師として、企業人として、研究者として、大きな経験となり発展していくと思います。工夫次第でお金を掛けなくても研究ができることを実感できたでしょうから、今後も自分の周りのデータをしっかり見つめ、科学者の目で物事の真理を見つけてください。 益々の発展を祈念しています。 

よく頑張りました!

この土日に、第109回薬剤師国家試験が行われ、GRSからはB6学生2名が受験しました。先ほど送られてきたメールによると、自己採点結果からボーダーはクリアしているとのこと、本当によく頑張りました。 昨年10月の卒論発表、卒論提出後、国試勉強一本で頑張ってきた二人。当初、模試の試験結果が芳しくなかったものの、その後着実に知識を再記憶し、応用力も付けて臨んだ国家試験。試験会場が名古屋と言うことで、全日から名古屋入りし、万全で試験に臨んだようです。 年々新規承認がされて増える薬剤、科学技術の革新にともなって生み出される新しい作用機序、時代とともに変化する医療環境と法的枠組みに対応しなければならない諸君らは、凄いよ。私が薬剤師国家試験を受験した30数年前は、参考書や過去問の厚みは、昭和の時代には家庭にあった電話帳ほど。ところが今の参考書を並べると50cm程の幅になる。単純に覚える量も増えている上、臨床を想定した複合領域に跨る設問にも答えなければならない。 この数か月間の努力は、きっと今後の人生で大きな意味を持つと思います。本当によく頑張りました。