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久々の再会

長浜バイオ大学の永井教授から、「○月○日に帝京大学医学部の澤村准教授をお呼びしたので、久々に集まりませんか?」という連絡が来ました。場所は草津でとのことなので調べてみると、意外に近い?

ローカル線と東海道線を乗り継いで1.5時間ほどの鉄道旅。コロナ禍で鉄道に乗る機会も殆どなかったので、何となく懐かしい(笑)。

先生方とはベルギー留学時に同じルーヴァン大学に在籍していたたことが接点で、折に触れお世話になっています。当時の仲間は皆さん優秀。私以外はアカデミアの方々でしたので、帰国後もご活躍され、相応のポジションに就かれています。当時は企業勤めの落ちこぼれ研究者でしたが(今でも落ちこぼれ教授ですが)、ややマイナーな留学先の同じ日本人研究者として、手を差し伸べていただきました。当時も帰国後も度々集まり、よく語らい、様々に影響された仲間です。この体験が無ければ、私はずっと企業人だったかも知れません。

あっと言う間の2時間ほどの会食でしたが、濃密なひと時を過ごしました。一旦コロナ禍で途切れた集まりも、これを機会に再開しましょうと約束して帰宅しました。

専門領域は違えども、まだまだ情報が乏しかった2000年代半ばに、たまたま同じ大学に留学していた日本人研究者同士と言うだけですが、いわゆる同じ釜の飯を食う仲間の意識なのでしょうか。

GRSにも何かの縁で集った仲間がいます。出身地が違い、所属企業が違い、年齢も違う。せっかくの同門の縁ですから、研究だけでなく自分の人生をより良きする経験をしていきましょう。苦楽を共にした仲間は、一生の宝ですよ。

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