スキップしてメイン コンテンツに移動

岐阜薬科大学特別講義

当講座は寄附講座ですから、通常の講義がありません。

「兎に角、研究に専念して、ちゃんと業績出せ!」と言う、有り難い大学側の計らいです。とは言え、今後の発展を見据えて、教育にも力を入れたいと思っています。

そんな思いを、大先輩の竹中登一先生にぶつけてみたところ、二つ返事で引き受けていただいたのが、この特別講義。4月23日水曜日、午後3時から行います(学内限定です)。

先ずは、向こう数回にわたって竹中先生の豊富かつレアな医薬品開発やレギュラトリーサイエンスに関わるご経験を、最新のトピックも交えて講義していただきます。一製薬企業基礎研究員だった私の経験とは比べ物にならない、素晴らしい実体験をお持ちです。何せ、製薬企業研究者がその研究人生を掛けても創薬から承認許可、発売まで関わる事のできるブロックバスター級の薬は一つもないのが普通であるこの業界で、複数の薬を作り上げ、基礎研究者から経営者にまでなった方ですから。

このような稀な経験を、岐阜薬科大学の学生諸君はご本人とシェアする事ができるのです。なかなか無いですよ。このような機会は。


水曜日の午後は、実習やクラブ活動で忙しいだろうけど、何とか時間を見つけて参加してみてください。そして、素直な疑問を、竹中先生にぶつけてみてください。私や他の先生からは学べない、何かが掴めるはずです!

そう、参加対象は本学学生、教職員ですから、1回生でもOK。就職はまだ5年後の事だ、なんて思っていると直ぐです。学べるうちに学んでおく事が肝要です。

コメント

このブログの人気の投稿

2024研究室旅行 in 浜松

研究室旅行の企画担当はB4。T&Tコンビが目的地に選んだのは「浜松」。今回の研修テーマは、「温故知新とウェットラボ体験?」 浜松駅に到着して、真っ先に向ったのは、コチラ。ゴールデンタイガー。ハイ、浜松餃子を頂き、腹ごしらえをして1日目がスタート。 浜松城から舘山寺、老舗「あつみ」の鰻で温故知新の締めくくり。何か新しい発見は出来たでしょうか? 2日目はウェットラボ体験? GRSは完全ドライ研究。そこで、T&Tコンビのチョイスは、ふくろうとチンチラ、ハリネズミに触れ、ウェット研究の一端を味わう?と言うもの。マウス、ラット、ハムスター、ジャコウネズミ、モルモット、ウサギ、イヌ、ブタ、サルを扱った塚本でもフクロウ、チンチラ、ハリネズミは初めて。良い経験でした。 お店選びから交通手段、宿泊手配まで、T&Tコンビのコーディネートは完璧。2人の意外な一面を見ることが出来ました。

新しい仲間

先日、岐阜薬科大学大学院博士後期課程入試(一次)があり、GRS研究室を希望された3名の社会人が受験、無事合格されました。 入試の面接では、研究のアウトプットに関する厳しい質問をされたようですが、熱い思いを回答し乗り切ったようです。大学院に入るのが目的ではなく、何を学び、どう成長して、その結果博士の学位を取ることが目的です。大変なのはこれからです。会社の業務と家庭、学業のバランスを上手く取って、一緒に頑張りましょう。 因みに、博士後期課程、博士課程とも二次募集は2025年1月です。引き続き大学院生の募集は行っております。GRS研究室に興味を持たれている方は、是非塚本まで連絡してみてください。

学位授与おめでとう!

晴天の小春日和の中、学位授与式が行われ、GRSからは博士1名、学士2名が学位を授与され、巣立っていきました。 各人研究テーマが異なり、自分で考え抜くことが求められたGRSの研究は、他のラボとは異なり大変だったと思います。その中でも、しっかり考え抜くことができた3名は、それぞれ投稿論文、共著論文を執筆できたことは、今後薬剤師として、企業人として、研究者として、大きな経験となり発展していくと思います。工夫次第でお金を掛けなくても研究ができることを実感できたでしょうから、今後も自分の周りのデータをしっかり見つめ、科学者の目で物事の真理を見つけてください。 益々の発展を祈念しています。