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長良川鵜飼観覧

本学は岐阜市立の大学です。そして、学生達は全国から集まっています。

岐阜市と言えば、斎藤道三に織田信長の岐阜城が聳える金華山に松尾芭蕉も詩を詠んだ長良川鵜飼。岐阜城は戦後に建てられた鉄筋コンクリートの天守閣。風情と言う点では、麓から眺めるのが一番?

長良川鵜飼は、平安時代の書物にその記述が登場し、1300年以上歴史がある伝統的な漁法です。この界隈で育った私は、小学生の社会見学で鵜匠の自宅を訪れたり、鵜飼の歴史を調べたりさせられました。鵜飼舟の縁を櫓で叩いて、「ホウホウ」と言いながらの漁法は、地元民には普通の風景でしたから、観覧船にわざわざ乗って見物するものではありませんでした。

冒頭のように、本学には全国から学生達が集まって来ています。「鵜飼?」と言う学生もいるでしょうし、鵜飼を知っていても生で見た事が無いのが実情でしょう。そんな学生達や新しく赴任して来た教員に、岐阜の伝統文化を知ってもらうためにも行っているのが、この鵜飼観覧だそうで。

昨年赴任した私も、地元民ですが呼んでいただいたので参加しました。学生達とお弁当を食べながら語らい、篝火照らされた鵜匠と鵜を見物するのも良いモノです。鵜匠と鵜の一体感を間近で見る事で、伝統の重みと日々の精進の大切さを実感したような気がします。


このような歴史ある岐阜から、最新のGRSに関する情報を発信できたら、素晴らしいのでは? がんばろう!

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